ぼくは鬼がこわいと思いました。
「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は、
決まって3人称、いわゆる「天の声」でえがかれています。
もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。
その額にカメラがついていたら――
えがかれるのは、3人称のナレーションでは語られない、
主人公の「たとえば」の胸の内。
1人称童話シリーズ
文 / クゲユウジ
絵 / 岡村優太
発行 / 高陵社書店
頁数 / 42ページ
サイズ / 170×235mm
ハードカバー
状態 /
表紙 スレ 細かな傷みあり
本文 良好