遠くから眺めると、それはお城のようでした。
けれども、屋根には目玉、窓からは、毛むくじゃらの手、
蹄のついた長い足もあります。みんなはそれを怪物園と呼びました。
怪物園は、たくさんの怪物たちをのせて、長い旅を続けていました。
ある夜、怪物園が眠ったすきに、外の世界へと抜け出した怪物たちは、
街までやって来ると、通りを行進しはじめました。
junaidaがつむぐ、どこかのだれかの物語。
作 / JUNAIDA
発行 / 福音館書店
頁数 / 40ページ
サイズ / 270×200mm
ハードカバー
状態 /
表紙 スレ キズ
本文 おおむね良好